シフトノブ交換【NAロードスター整備記録】
折角なので筆者がNAロードスターで行ってきた整備記録・カスタム内容もブログに書き綴っていきます
購入後のメンテナンス費や維持費、カスタムの参考になれば幸いです。
購入時、筆者のロードスターはすべてのパーツがノーマル状態でした。
こういった車両は比較的弄られやすいのですが、私の場合は違ったようです。
初めに選んだグレードである"V special"について簡単に述べておくと、
タンの内装とナルディ製のシフトノブとステアリングを備える、何ともいえない英国雰囲気を漂わせる激シブ仕様であります。
とはいえ、13万kmを走破しているので各部のダメージが気になります。
そこで、ノーマルの良い雰囲気を残しながら少しずつ各部をリフレッシュしながら乗っていくことにしました。
第一回はシフトノブ交換編です。
シフトノブは常に触れる部分なのでダメージがあるとどうしても気になります。
シフトノブ選び
筆者の部品選びの条件は"ノーマルの雰囲気を崩さないこと"でした。
その他パーツとのマッチングを考えた時に選んだのはやはりナルディ。
ただ、まったく同じ部品にするのも新鮮味が欠けると思い結局選んだのはこちらです。
NARDI PRESTIGE(マカボニーウッド)
ファーストインプレッションとしてはまず作りの良さに驚きました。
新品のツヤ、ウッドの温かみ、文句なしです。
正直、工芸製品のような美しさを感じます。
個人的には純正よりこっちの方が好きです。
いかにも手に馴染みまくりそうな形状をしております。
ステアリングとシフトノブだけで生計を立てているナルディ社の魂を感じますね。
取り付け編
本シフトノブの固定方式は3点のイモネジ方式となります。
交換前のシフトノブを外し、シャフトに上から本製品をかぶせ、イモネジを外から締め付ければ装着完了です。
ちなみに交換前のシフトノブやNBロードスターのオプションとして設定されているナルディシフトノブはクルクル回すだけで脱着できます。
どうせなら本製品もそのタイプにして頂きたかったものです。
何はともあれ、10分もあれば交換完了です。結果はこのようになりました。
いやぁ。タマラン。
大満足です。この見た目は充実感満載です。乗るたびに心が温まります。
やはり常に触れる部分、目につく部分のリフレッシュは効果絶大ですね。
インプレッション/肝心の使用感
満足点
シフトチェンジが楽しい
見た目で想像できる通り、非常に手に馴染みます。
何も意識せずとも手を伸ばしたところにシフトノブがあり、非常に操作しやすいです。
操作感は思ったより軽めで、重厚感があるというわけではありません。
ここは好みが分かれる部分かもしれません。
見た目
文句なしに美しいです。内装とのマッチングも純正にも全然負けていません。
この点は大満足です。
不満点
しばらく乗ってると固定が緩む。
製品が良いだけにこの部分が惜しいです。非常に惜しい。
3点のイモネジ固定なので、長い間乗っているとどうしても緩んできます。
特に割と良いペースで走ったりするとシフトチェンジの度にキュッという擦れるような音がし始め、最終的に緩み切ってイモネジが下に落っこちたりします。
気づけば乗るたびに増し締めのことが頭をよぎるようになります。
本製品を使う方はセンターコンソールの中に増し締め用の六角を常備しておく必要ありです。
ちなみに私は現在、シフトノブを接続する内側のシャフト周囲をビニルテープなどの弾性力のあるテープで巻いてシフトノブとの隙間を埋め、密着させるようにして使用しています。
その対策を行ってからは全く緩むことが無りました。オススメです。
テープだとぐるぐる巻きにする必要があり、スマートとは言えないので細身のホース等をかぶせてからノブを取り付けるともっと良くなると思います。
満足度:★★★★☆
イモネジが緩むこと以外は文句なしの逸品です。
まあ、不便があれば工夫して対処するのもDIYの醍醐味なんですけどね。
その方が愛着も湧いたりしますし。
結論としては、自信を持って皆様にオススメ出来る製品です。
以上、NAロードスター整備記録【シフトノブ交換編】でした。
このシリーズは今後も更新していくので、ロードスター乗りの皆様の何かしらの参考となれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました!